iPhoneの機内モードはeSIMだけ選べる?片方オフの代替手順と回線選択の注意点

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💡 結論(要点まとめ)

iPhoneでeSIM利用時、片方の回線だけを機内モードにすることはiOSの仕様上できません。本記事では機内モードを使わずに特定回線のデータ通信や電波を安全に遮断する手順、海外渡航時の回線選択や「データ切り替え許可」の注意点を公式情報に基づき解説します。

この記事でわかること

  • iPhoneで副回線のeSIMだけ機内モードにすることはできますか?
  • 主回線のデータローミングをオフにしていれば、海外でeSIMを使っても高額請求になりませんか?
  • 「この回線をオンにする」をオフにすると、電話の着信やSMSはどうなりますか?

iPhoneで片方のeSIMだけ機内モードにはできません。代わりに、回線オフかデータローミングオフを使い分けます。

海外用eSIMだけでインターネットを使いたいなら、機内モードではなく回線ごとの設定とモバイルデータ通信の選択を変更します。日本の電話番号でSMS認証を受けたい場合と、日本の回線を使わない場合では、適した設定が異なります。

ここでは、iPhoneに追加済みのeSIMと主回線を使い分ける操作、通話・SMSへの影響、海外渡航時と国内の通信障害時の確認順を扱います。eSIMの購入・開通手続き、通信会社ごとの海外料金、個別の契約でSMSを受信できるかどうかは対象外です。

編集部はAppleの公式案内に基づいて設定方法を整理しています。画面表記はiOSや契約によって異なる場合があります。

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iPhoneでeSIMの片方だけ機内モードにすることはできる?

片方だけを機内モードにする設定はありません。機内モードでモバイル通信を止めると、物理SIMとeSIMの両方が対象になります。

機内モードはすべてのモバイル通信を一括で遮断する仕様

Appleのローミングに関する案内では、海外でモバイル通信を使わない方法として機内モードを挙げています。機内モードは回線選択の機能ではないため、日本の主回線だけを止めて海外用eSIMを使う目的には適しません。(出典:Apple「iPhone や iPad のモバイルデータ通信のローミングオプションについて」、2026年10月参照)

(出典: Appleの機内モードとデータローミングに関する公式案内)

「機内モード=インターネットがすべて使えない」ではありません。Appleは、機内モード中でもWi-Fiをオンにしてインターネットを利用する方法を案内しています。モバイル回線が停止していることと、Wi-Fi接続の有無は分けて確認してください。(出典:Apple「iPhone や iPad のモバイルデータ通信のローミングオプションについて」、2026年10月参照)

特定回線のみを通信停止させたい場合の代替手段

通話やSMSも含めて使わないなら対象回線をオフにし、海外でデータ通信だけを止めたいなら対象回線のデータローミングをオフにします。

目的 選ぶ設定 注意点
日本の回線を使わず、海外用eSIMだけを使う 日本の回線の「この回線をオンにする」をオフ 日本の番号で通常の通話・SMSを受けられなくなる
日本の番号を維持し、海外用eSIMでデータ通信する 日本の回線はオン、データローミングはオフ。データ通信には海外用eSIMを指定 通話・SMSの利用条件や料金は別に確認が必要
国内で副回線だけをデータ通信に使う 「モバイルデータ通信」で副回線を選択 データローミングオフだけでは国内のデータ通信を止められない

この使い分けは、AppleのデュアルSIM設定と海外旅行時のeSIM利用の案内に基づきます。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、Apple「Use eSIM while traveling internationally with your iPhone」、2026年10月参照)

片方の回線だけ通信を止めたい場合の目的別設定手順
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片方の回線だけ通信を止めたい場合の目的別設定手順

SMSを受け取る必要がなければ回線オフ、必要があれば回線を残してデータ通信先を指定する方法を選びます。データローミングオフは、回線そのものを停止する操作ではありません。

通話もデータも止めたい場合:「この回線をオンにする」をオフ

止めたい電話番号・回線名を確認してから、次の順に操作します。

  • 「設定」>「モバイル通信」を開く。
  • 「SIM」の一覧から、停止したい回線を選ぶ。
  • 「この回線をオンにする」をオフにする。
  • 「モバイル通信」に戻り、使う側の回線がオンになっていることを確認する。
  • 「モバイルデータ通信」で、使う側の回線を選ぶ。

AppleのiPhoneユーザガイドでは、「モバイル通信」から対象回線を選び、回線をオンにする操作を案内しています。再び利用するときは同じ画面で「この回線をオンにする」をオンに戻します。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

回線オフとeSIMの削除を混同しないでください。一時的に使わないだけなら、回線のオン・オフで切り替えます。オフにした番号でSMS認証を行う予定がある場合は、認証前に回線をオンに戻す必要があります。

SMSや通話は受信しデータ通信だけ止めたい場合:「データローミング」をオフ

海外で日本の番号を待ち受けに残すなら、日本の回線はオンのままにします。その回線のデータローミングをオフにし、データ通信には海外用eSIMを指定します。

  • 「設定」>「モバイル通信」>日本の回線を開く。
  • 対象回線の「データローミング」をオフにする。
  • 「モバイル通信」に戻り、「モバイルデータ通信」で海外用eSIMを選ぶ。
  • 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにする。

Appleは、デュアルSIMでは変更したい番号を選んでローミング設定を変更するよう案内しています。データローミングをオフにしても、音声通話・SMSの料金まで無効になるわけではありません。また、SMSの受信には契約と渡航先のネットワーク対応が関わります。(出典:Apple「iPhone や iPad のモバイルデータ通信のローミングオプションについて」、Apple「Use eSIM while traveling internationally with your iPhone」、2026年10月参照)

(出典: Appleの回線別ローミング設定と海外旅行時の主回線利用に関する注意事項)

国内では別の設定が必要です。データローミングオフは、国内の通常のデータ通信を停止する設定ではありません。国内で副回線だけを使いたいときは、「モバイルデータ通信」で副回線を指定してください。

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eSIM利用時の回線選択でやってはいけない失敗例と防ぎ方

データ通信先を選ぶだけでなく、自動切り替えと音声回線も別々に確認します。「主回線」「副回線」という名前だけでは、実際にどちらで通信するかは判断できません。

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」がオンのままになっている

使うデータ回線を固定したい場合は、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにします。Appleの案内では、この設定をオンにすると、利用可能な状況に応じて両方の回線をデータ通信に使えるようになります。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

(出典: Appleのモバイルデータ通信回線の選択と切り替え許可の仕様)

自動切り替えだけで高額請求の有無は判断できません。「切り替えを許可」がオンなら、データローミングオフを無視して課金される、と捉えるのも誤りです。海外では、データ通信先・切り替え許可・各回線のローミング設定を分けて確認し、通話やSMSの料金も区別してください。

確認場所は「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」です。海外用eSIMにチェックが付いていることと、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」がオフになっていることを同じ画面で確認します。

デフォルトの音声回線とデータ通信回線の混同

「デフォルトの音声回線」は主に電話をかける回線の設定で、「モバイルデータ通信」とは別です。海外用eSIMをデータ通信に指定しても、電話の発信回線まで同じ回線に切り替わるとは限りません。

設定項目 決める内容 よくある取り違え
モバイルデータ通信 インターネット接続に使う回線 音声回線を変えたのでデータ通信も変わったと思う
デフォルトの音声回線 電話の発信に使う基本の回線 海外用eSIMを選べば通常の電話も使えると思う
この回線をオンにする 対象回線を利用するかどうか オフでもその番号のSMSは受け取れると思う

Appleは、データ通信に使う回線と音声通話に使う回線を別々に選択する手順を示しています。連絡先への発信では以前使った回線が選ばれる場合もあるため、電話をかける前に発信画面の回線表示を確認してください。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

海外渡航や通信障害時に安全にeSIM回線を選択するフロー
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海外渡航や通信障害時に安全にeSIM回線を選択するフロー

海外では日本の番号を残すかどうか、国内ではどちらの回線でデータ通信するかを先に決めます。目的に合う設定を終えてから、接続状態を確認してください。

海外渡航時に現地eSIMのみで通信する設定ステップ

海外用eSIMが追加・開通済みなら、前のセクションの手順を使って次の組み合わせにします。

確認項目 日本の番号を使わない 日本の番号でSMSを受けたい
日本の回線 オフ オン
日本の回線のデータローミング 再利用に備えてオフを確認 オフ
海外用eSIM オン オン
モバイルデータ通信 海外用eSIMを選択 海外用eSIMを選択
モバイルデータ通信の切り替えを許可 オフ オフ

Appleの海外旅行向け案内では、旅行用eSIMをデータ通信に使いながらホーム回線を残す使い方と、ホーム回線側のローミング料金への注意を示しています。旅行用eSIM自体にローミングが必要かどうかはサービスによって異なるため、日本の回線と旅行用eSIMのローミング設定を一律にオフにしないでください。(出典:Apple「Use eSIM while traveling internationally with your iPhone」、2026年10月参照)

設定後の状態は、次のように分けて確認します。

  • 海外用eSIMを選択できた:対象回線がオンで、データ通信先に指定されていることを確認する。
  • 海外用eSIMがオフだった:対象回線をオンにしてから、データ通信先として選び直す。
  • 選択できたのに通信できない:「切り替えを許可」をオンにして日本の回線へ逃がすのではなく、海外用eSIMの設定に戻り、指定されているローミング条件と照合する。

機内モードを使って移動していた場合も、解除だけで目的の回線設定が整ったと判断せず、この表の組み合わせを確認してください。Appleのローミング設定の案内では、デュアルSIMの対象番号を選んで設定を変更する箇所を確認できます。

国内で通信障害に備えるデュアルSIMの回線切り替え手順

国内で主回線の通信が使えないときは、機内モードで全回線を止めるのではなく、「モバイルデータ通信」で使える副回線を選びます。

  • 「設定」>「モバイル通信」で、副回線がオンになっていることを確認する。
  • 「モバイルデータ通信」を開き、副回線を選ぶ。
  • 副回線に固定したい場合は「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにする。
  • 主回線を再び使うときは、同じ画面で主回線を選び直す。

この操作は、Appleが示すデータ通信回線の選択手順に沿っています。データ通信を副回線へ変えても、主回線の番号への着信が副回線へ移るわけではありません。電話をかける場合は、音声回線を別に選択します。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

主回線を小容量プランで維持し、副回線と使い分ける際の参考として、ドコモの小容量プラン(ギガライト2)の特徴と注意点も確認できます。料金プランの選択と、iPhone上の回線選択は別の作業です。

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iPhoneのeSIMと機内モードに関するよくある質問

片方だけ止めるなら回線設定、データ通信先を変えるなら「モバイルデータ通信」を使います。料金への影響は、データ通信と通話・SMSを分けて考えてください。

副回線のeSIMだけ機内モードにすることはできますか?

できません。「設定」>「モバイル通信」で副回線を選び、「この回線をオンにする」をオフにしてください。主回線はオンのまま利用できます。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

主回線のデータローミングがオフなら、海外で料金は発生しませんか?

データローミングオフだけでは、海外利用の料金全体を防げません。主回線をオンに残す場合、音声通話やSMSには別の利用条件・料金が適用される可能性があります。海外用eSIMをデータ通信先に指定し、自動切り替えもオフにする設定と、主回線の料金条件を区別してください。(出典:Apple「Use eSIM while traveling internationally with your iPhone」、2026年10月参照)

「この回線をオンにする」をオフにすると、電話やSMSはどうなりますか?

オフにした回線の通常の通話・SMSは利用できなくなります。SMS認証が必要なら、その回線をオンに戻してください。海外では、オンに戻した後も日本の回線のデータローミングはオフ、データ通信先は海外用eSIMという組み合わせを維持します。

機内モード中でもWi-Fi通話は使えますか?

Wi-Fiでインターネットを使えることと、電話番号を使うWi-Fi通話が使えることは別です。Wi-Fi通話は通信会社の対応と設定が条件になり、すべての契約で利用できる機能ではありません。Appleのユーザガイドでは、対応する回線の設定からWi-Fi通話を有効にする方法を案内しています。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、2026年10月参照)

機内モードを解除する前に、何を確認すればよいですか?

海外用eSIMだけでデータ通信するなら、次の組み合わせを確認します。機内モードそのものに、解除後のデータ回線を選ぶ機能はありません。

  • 日本の番号を使わないなら、日本の回線をオフにする。
  • 日本の番号を残すなら、日本の回線のデータローミングをオフにする。
  • モバイルデータ通信に海外用eSIMを指定する。
  • モバイルデータ通信の切り替えを許可しない。

回線選択とローミング設定の根拠は、AppleのデュアルSIM・ローミング案内です。(出典:Apple「iPhoneでデュアルSIMを使用する」、Apple「iPhone や iPad のモバイルデータ通信のローミングオプションについて」、2026年10月参照)

迷ったら「日本の番号でSMSが必要か」を判断の起点にしてください。不要なら日本の回線をオフ。必要なら回線を残し、データローミングをオフにして、海外用eSIMをデータ通信先に指定します。

📚 参考・出典(編集部が確認した一次ソース)

※本記事の作成にあたり、上記の公開情報・一次ソースを参照しています(参照日: 2026年10月8日)。内容は公式情報の更新により変わることがあります。

✍️ この記事を書いた人:logic+ 編集部

logic+ 編集部は、公的機関の情報・企業の公式発表を根拠に記事を作成・更新しています。

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